57V型を含む「REGZA」北米モデルを発表-東芝

 東芝アメリカは1月7日(現地時間)、「Internaional CES 2007」のブレスカンファレンスで、HD DVDプレーヤーおよび薄型テレビ「REGZA」の新製品を発表した。いずれも北米市場向けのモデルで国内販売は「未定」。しかしREGZAには国内向けハイエンドモデル「Z2000」シリーズを超える性能を持つラインも用意されている。

 日本では昨年11月に新製品が発表されたHD DVDプレーヤーだが、北米モデルも「第2世代」になり、低価格の1080P出力対応機が追加されている。ラインアップは、日本でも発売されたハイエンドモデル「HD-XA2」と、599.99ドルながら1080P出力に対応したミッドレンジモデル「HD-A20」。これに発売中のエントリーモデル「HD-A2」をくわえた3製品が現行製品ラインとなる。

注目は、42V/46V/52V/57V型のハイエンドモデル「Cinema Series REGZA」だ。画面サイズはもちろん、HDMIのCECを利用してAVアンプやHD DVDプレーヤーをテレビのリモコンでコントロールできる「CE-Link」、NTSCの色空間を90%以上カバーした「ColorBurst」、1080P入力信号をドット・バイ・ドット表示する「Native Mode」、そして120Hz駆動(毎秒120フレーム)の「ClearFrame」技術、xvYCC(x.v.Colorに改称)など、国内向けのハイエンドモデル「Z2000」にもない機能が一部盛り込まれている。

ITmedia - 2007/1/8